高等教育機関向け 一般教育科目 e-Learning用コンテンツ

知識の杜


私たち「Link pak研究所」は、様々な地域や教育機関が持っている「知」や「文化」を、離れた地域や異なる学問領域で学ぶ学生たちで交換することにより、新たな結びつきを発生させ、知への興味の喚起、それに伴う生まれ育った地域を客観的に見ることのできる視点の涵養をめざしています。
現代の最先端の理論や技術は、人が数千年に亘って築き上げてきた知識体系が基になっています。各分野・地域で生まれている企画や改善・改革は何もないところから発生したり突然変異的に生まれるのではなく、これらの知識体系を無意識にでも活用していると考えています。
私たちは、高度化・複雑化・肥大化した現代の専門知識を学ぶ学生が新たな「知」を創出できるお手伝いをするために、この知識体系の一部の一般教育分野をデジタルコンテンツ化し、時間や場所に囚われることなく学ぶことのできるツールとして『知識の杜』を創りました。


大学、短期大学、専修学校の一般教養科目をデジタルコンテンツ化します。このコンテンツをクラウドでVOD配信し、地域の高等教育機関(大学、短期大学、専修学校)の一般教養科目のメニュー(開講科目)の一つとして提供いたします。


特徴

  • 1科目は基本的に16講で構成され、すべての講は「予習(調べ学習)」「授業」「復習テスト」の3部構成となっています。各講ごとに、履修生の学修履歴を記録し、その内容 (履修時間数、WBTの結果など)を提供することで公正な成績評価を行うことを可能としております。
  • 授業コンテンツの1回分は、45~50分を基準とし、流行の映像主体の講義ではなく、パワーポイントに音声を組み合わせた簡便な教材作成に努め、受信側のスペックにとらわれない、修正も簡単で常に新しい情報が提供可能なコンテンツとなっています。

授業の理解を深める「予習(調べ学習)」

 

学修の確認

 ● 各回の予習サイトへのアクセスの有無
 ● 予習サイトでの滞在時間

 

 


授業

  • 1科目は16回で構成されています。
  • 各回とも20~25分程度のビデオコンテンツ2本(パワーポイントに音声を入力した映像ファイル)に分かれています。

 

学修の確認

 ● 各回の授業サイトへのアクセスの有無
 ● コンテンツ再生時間が各回各講のファイル再生時間以上の視聴時間であれば学修終了(中断し再度アクセスしても可能)

 


復習テスト

  • 各回の問題は基本5問です。(科目、回によって異なります)
  • 解答を始める際に、自動的にDBより5問が選択されます。(順番はランダム)
  • 原則として多肢選択問題、正誤問題形式で、選択肢等もランダムに出題されます。
  • 正答と各問題の解説ページがあります。
  • 何回でもチャレンジが可能です。(問題の出題順序等は異なります)

 

学修の確認

 ● 各回の復習テストサイトへのアクセスの有無
 ● 各問題の得点
 ● 復習テストサイトでの滞在時間

 


評価

  • 評価方法・基準はシラバスに掲載します。
  • 原則として、各回の予習(調べ学習)・授業・復習テストサイトへのアクセスの有無、滞在時間、各回復習テストの点数などを、授業担当者(コンテンツ作成者)が総合的に判断します。

授業評価アンケート

  • 授業に対するアンケートを開講期間中に実施し、コンテンツ等の改善に役立てます。

導入のメリット

 ● 履修する学生にとって

  1. 一般教養科目のメニューが増え、個人の興味がある分野への学修の可能性が広がります。
  2. 授業の空き時間や放課後の履修となり、学びの習慣の強化につながります。
  3. 一般教育科目のメニューが増え、専門科目内の知識へのアプローチ方法が多岐に渡り、個性的な人材の涵養が可能になり、学生の人生が豊かなものになります。
  4. 科目内容によっては、異なる地域に居住する学生との同一時間・同日(疑似)空間を共有する学びが可能となり、自己との比較により、自分の地域を客観的に見ることのできる視点を養え、地域貢献、地域創生の貴重な担い手となることができます。

 ● 導入する高等教育機関にとって

  1. 一般教養科目のメニューの多様化につながり、各専門教育分野の深化に伴うカリキュラムの専門教育科目に偏重せざるを得ない状況の緩和につながります。
  2. 近年、各機関に設置されているラーニング・コモンズやアクティブラーニングスペースを活用して、学生の空き時間等に自由に視聴し、一定の基準を満たした場合に単位を授与し、卒業用件に中に含めることが可能となります。これにより、カリキュラム全体に余裕が生じ、学生に対して従来もしくはそれ以上に専門教育科目への時間割内でのシフトが可能となると考えられます。
  3. 学生の知的好奇心が高まることにより、機関自体が「知の拠点」としてのより一層の充実を図ることができ、生涯学習分野の充実が可能となり、知識による地域活性化のコアとなる一助になれると考えます